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わたしの“ささやき” 2026年

主な介助をしていた小濱真実子が、アキこと夫・小濱洋央のブログ『Sasayaki diary』『ささやき』などのこぼれ話や思い出話を綴ります。 (テーマ別 /  2023年 /  2024年 /  2025年 /  2026年)

【小濱洋央の文章】

*お知らせ* 2025年 5月、妻よりご挨拶 を更新いたしました。

映画館で「マジンガーZ!」 ⁄ 2026年2月13日 金曜日

 近ごろ体調が少し上向いてきたもので、

とても久しぶりに、

映画館で映画を見てきたのでございます。

 『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』

  妙な専門用語が飛び交い、

突っ込みどころ満載ではありましたが、

楽しんで参りました。

  光子力って何なんだぁ?!

  池袋の映画館に行ったのですが、

地下2階の上映階まで階段しかなかったのは残念でした。

せめてもの救いは、従業員が快く階段の

上り下りを手伝ってくれたことではあります。

  観客には、かつてテレビアニメで

『マジンガーZ』に熱中したであろう方々が多数。

ノスタルジーを感じてしまうのでしょうねえ。

かく言うボクもその一人ではございます。

  それにしても Wikipedia によりますと、

主役の「兜甲児」って、

ロボット工学が専門の科学者だったんですねぇ。

 晴れていたが、それなりに寒い日だった。

 地下2階までの階段を、劇場のスタッフの方々に手伝っていただいた。この築30年越えのちょっと古い映画館は、翌年に閉館している。設備の整ったところに、めでたく引き継がれた。

 黒っぽい上着をまとったおじさん達に混じって、客席へ。

 巨大ロボットアニメというらしい。こういう類の映画を見慣れていないわたしは、迫力ある画面と大音量に圧倒されていた。話の内容はよく理解できていなかったように思う。

 でも、水木一郎さんの歌う主題歌は知っていた。終盤の高揚感で、二人とも歌い出しそうな勢いだった。

 劇場でアキと一緒に観た映画といえば、「風の谷のナウシカ」に始まり、「ネバーエンディングストーリー」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「あ・うん」、「外科室」、「チルソクの夏」といったところが印象深い。古いものが並んでしまったが。お互い多少の我慢をして、相手の好みに付き合っていたものだ。

 それで最後が「マジンガーZ」になったのは幸いだった。今のわたしは、観たい映画を勝手に観ているのだから。

 ちなみに、マジンガーZの動力源である架空の「光子力」について、アキは 翌月11日のブログで解説してくれていた。

在宅勤務で知ったこと ⁄ 2026年1月23日 金曜日

 ここ数日、偏西風の蛇行が原因となって

この冬一番の寒波が襲来しているらしいです。

それでひどく寒いのですねえ。

 気象情報サイトを見ておりましたら、

東京23区の“極寒の地”(そして夏は“猛暑の地”)として

今や全国的に有名になってしまった

練馬区の最低気温は、

今日が零下3.2度、そして昨日が零下4.0度

と記録されていました。

東京で零下なのでございますよ!

観測地点は練馬区石神井台。

このような低い気温には、

久しぶりにお目にかかった気がします。

そろそろ寒さの底となっていただきたいものです。

 いやはや、オチがなくて申し訳ございません。

 冬の仕事場で、彼女たちは薄着だった。半袖のTシャツ姿だったりした。寒くなると、思い出す。

 コロナ禍で、今から6年前からしばらくアキも在宅勤務になった。それに伴い、仕事中に手伝ってくれるパートさん達に、自宅に来ていただくことになる。

 わたしは、もともと基本的には家にいる。ちょっと緊張しながら、それまで知らなかった情景を目の当たりにした。

 アキは自分の見える所に温湿度計を置いて、居室を暖かくしていた。本人はしっかり着込んでいる。パートさんは、その環境に対応してくれていたのだ。わたし自身が寒がりだから、その服装にハッとしたのかもしれない。

 6人ぐらいの方々が一人ずつ、午前と午後の交代制だった。皆さん、自分のやり方を通す人間に、よく付き合ってくださっていたものだ。

 在宅勤務の際、もうひとつ驚いたことがある。

 アキが介助パートのそれぞれに対して、その人に合わせた雑談をよくしていたのだ。こんなに喋るんだ。こんなに気配りするんだ。

 長く勤めてくれていた方もいるが、そうもいかない方もいて、
「仕事を覚えたと思ったら辞められちゃうんだよね」
と嘆いていたアキの配慮でもあったのだろう。


 その一方で、「こっちにも気遣ってほしいよ」と、わたしは不満だった。この経験で、自分は体だけでなく心まで小さい奴だと思い知った。